不用品業者の私が実際に、身内が施設に行く時に部屋の片付、不用品の処分を行いました。
その際に感じたことや、作業の割り振りなどをわかりやすくご紹介致します。参考になればと思います。
身内がグループホームへ入所が決まりました。詳しい詳細はここでは伏せさせて頂きます。入所までに時間がありましたが、仕事柄ですが、乱雑なままで放置しておくのが気になってしまい、割と早い段階から片付けを実行致しました。
身内の者は、この頃は泊まりの施設を利用しておりましたので本人は住いには不在となります。本人がいないので、作業は比較的スムーズに行えます。
ご本人様がいる場合は、物を処分することに抵抗される場合が多いので時間が掛かる事が多いかと思います。では実際にどのように進めていったかご案内致します。
まず事前に用意したものは、45Lの厚手にビニール袋、ダンボール10枚位です。
その他はあると便利な物で、ハサミ 手袋 タオル ホウキ 養生テープ ガムテープ 新聞紙(梱包材)などとなります。
片付の手順
①大きい介護ベッドなどを返却(ベッドを片付ける)
②必要な物を分別
③不用な衣類など箪笥や、押し入れの中の物の処分
④業者に処分をお願いするもの
⑤最後に・・・
大きな家具類や、電化製品は後回しにし、細かい作業から行いました
大きな家具類や、電化製品は後回しにして、細かい作業から行いました。
一番初めに行ったのは、冷蔵庫の中を空にしました。中身が入っている物は、中を流して分別しました。この時に用意しておいたビニールに分別しなが入れていきました。
空になったら袋に入れるという作業です、そのまま置いておくと後で作業に時間が掛かります。冷蔵庫は、生ごみなど後々処分が面倒になったり、ブレーカーを落とす際に、初めに行う必要がある作業となります。これ結構重要です!
私の場合は地域が同じでしたので、行政の回収日などは把握しておりましたので、回収日に少しづつ出していくようにしました。仮に、金曜日が資源の回収日でしたら前日の木曜日に作業を行い翌日に出すと言うようにすると、部屋にゴミが溜まらなく片付けした感があるのでおすすめです。時間がある方は前日に片付け、翌日に捨てるとスムーズかもしれません。
補足ですが、地域が違う場合や、遠方の場合は難しい作業になるので、無理をせず業者などに相談したほうが近隣などのトラブルを避けるという意味でもよいかもしれません
介護ベッドを利用していたので返却を致しました
介護ベッドを利用していたので返却を致しました。理由は部屋を占領していて大きい為、作業スペースがないので、スペース確保の為です。今後、作業をする際に必要な物と不要な物を分けておくスペースがあるのとないので、効率は全く違います。
必要な物は収納ケースを決めてそこに入るぶんだけ取っておく
家具類のうち、持って行くプラスチックの衣装ケースを利用し、冬用の衣類、夏用の衣類と最低限の物以外は全部処分とし、ビニール袋へ詰め込みました。
これが以外とたくさんあり、ビックリしました。
必要な物は、持っていくプラスチックの衣装ケースに入れておきます。
衣類の回収日に出しますが、大量に出すと迷惑になりますので、数回に分けて出したりと工夫して下さい。お住まいの環境によるかと思います。
食器類や、保存食など、食器棚の中の物は、全部不用品となりましたので、ダンボールに食器類、ビニール袋に保存食や乾物類を入れこれで食器棚は空となりました。
いる物ボックスを作って、細かいものを入れておきました
いる物ボックスを作って、細かい必要なものを入れておきました。シェーバーや、眼鏡、歯磨きセット、入れ歯の洗浄剤など身の回りの必要な物となります。これは以外と少なく感じました。
デイサービズなどに通ってる方も多いと思いますが、歯ブラシセットなどは元からあるのでわざわざ購入されなくある物を持参しましょう。
上手に業者に手伝いを依頼する
自分で廃棄できるものは少しづつ、一般ゴミで処分し、残った家電、空の家具類となりましたので、先が見えてきました。
大きな家具類、処分しづらい家電は業者に依頼し処分してもらうのが手間も時間も掛りませんので私も会社にお願いしたしました。何故なら、重い、搬出経路が狭く自分では難しいのでスタッフにお願いし助けてもらいました。
弊社でお手伝いした作業はこちらから確認出来ますので、参考までに見て下さい。
家電製品は、テレビ以外の生活家電は、一切不要となりました。
施設によってはテレビの持込が出来ない所や必要ない場合もございますので、ご入居する方の生活に合わせて持込を検討した方がいいです。入居者が集まる所に大きなテレビが設置してある所がほとんどですので、お部屋での使用は個人の希望となる場合が多いようです。
冷蔵庫も、調理場などにあり個人でもつ必要はありません。エアコンも設置してありますので必要ありませんでした。
カーテンや照明も、備え付けである所が多いので必要ありませんでした。防犯の理由で防炎指定のものになるそうです。そのまま使用させてもらったほうがいいと思います。
介護ベッドも、施設でもとからあるので、ベッドなどは必要ありません。
その他、食器類もホームにあるので必要なくなりましたので全て処分致しました。
処分したもの
衣類 | 自分で処分 45Lビニール袋にまとめて10~15袋位 |
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寝具 | 業者に依頼 布団一式・毛布・座布団・座椅子・カーテン・ベッド |
家具 | 業者に依頼 食器棚 ・テレビ台・クリアケース・ローテーブル |
食器類 | 自分で処分 家にある全てのもの。箸やスプーン・食器 |
家電製品 | 業者に依頼 冷蔵庫 ・洗濯機・レンジ・炊飯器 ポット・IHコンロ(ガス台)照明器具 |
一般ゴミ | 自分で処分 細々したもの 10袋前後 (お風呂場・台所用品など) |
残したもの(ホームに持って行ったもの)
家電 | テレビ |
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家具 | 4段プラケース・テレビ台 |
衣類 | 冬用上着2枚・スエット類(上下3セット)夏用・冬用各3枚前後 外履き1足 下着・タオル類 |
寝具 | 布団一式・替えのカバー類 |
仏壇 | 火を使えないので、お線香以外の一式 小さいタイプ |
新に購入したもの
寝具類 | 寝具のカバー類・タオルなどは気持ち良く生活するためにも清潔で新品を予備に購入 |
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収納 | 搬入してから、100円ショップで細かいもの用にあったサイズのもの用いしました。 |
下着 | 何かの時用に替えで準備しました |
まとめ
最後に、自分で暇な時間をやりくりし片付けを行いましたが、遠方や時間がない場合は自分達で片づけを行うのは難しいのだな、と感じました。
普段から作業になれている私でも途中で嫌になり手が止まることも何度かあり、正直面倒にもなりました。
私の場合は退去日に余裕があったので、少しづつ行いましたが、家賃などの負担があるので出来れば2~3日位で終わらせる必要があるかと思いますが、時間を掛ける事が出来ないのでもっと大変かと思いゾッとしました。正直、精神的に大変でした。やはり身内の物となると処分に躊躇することも何度かありましたので、体力より精神的に疲れた作業となりました。
様々なことから、時間に余裕がない、精神的に難しい、遠方などの場合は業者に相談した方がメリットが多いのではと感じました。