相模原市にお住まいの皆さん!
「ごみの日」に出すことができない粗大ごみ(不用品)、捨て方が分からなくて困っていませんか?
というわけで今回のテーマは、相模原市で利用できる粗大ごみ(不用品)の捨て方。
市役所が提供する行政サービスと、当社のような民間の不用品回収業者のサービスについて、それぞれまとめてみました。
■行政サービス
○サービス内容
相模原市の行政による粗大ごみの回収サービスは、「戸別収集」「直接搬入」という2種類があります。
【戸別収集】
1戸ごとに申し込み日に回収車が向かい、粗大ごみを回収するというものです。
電話(042-774-9933)で依頼し、サイズや種類に合わせて「粗大ごみ回収シール」をコンビニなどで買ってごみに貼り、家の前に出しておくと回収車が取りに来てくれます。
ただし、家の中まで取りに来てくれるわけではないので、大きく重いごみがある場合はなかなか大変です。
さらに、基本的に受付は平日のみ。また申し込み日から収集日まで1~2週間ほどかかります。
急いで粗大ごみを処分しなければならない事情があるときなどは、不便なことがあるかもしれません。
【直接搬入】
「北部粗大ごみ受入施設」「南部粗大ごみ受入施設」「津久井クリーンセンター」といった施設に、粗大ごみを直接持ち込むことができます。
予約は不要で、土曜日も利用できるので、平日は予定が空いていないという場合も便利です。
ただし、自分で粗大ごみを運ぶことができない場合は利用できません。
○費用について
引き取ってもらいたい粗大ごみ(不用品)1品ごとに料金がかかります。
品目によって、以下のように料金は異なります。
【一例】
・320円
アイロン、加湿器、テレビ台(高さ・幅が60cm未満のもの)、映像・音響機器(DVDプレイヤー、アンプ、カラオケ装置など)、換気扇、照明器具、扇風機、掃除機など。
・640円
テレビ台(高さ・幅が60cm以上のもの)、本棚(高さ・幅が1m未満のもの)食器洗い乾燥機、調理台(ガス台・流し台など)、電子レンジ、椅子(1人用)など。
・1,280円
椅子(2人以上用)、洗面台、各種のベッド(シングル・セミダブル・ダブル・二段ベッドなど)、本棚(高さ・幅が1m以上のもの)など。
・1,920円
電子オルガン、物置(プラスチック製以外で、高さ・幅が1m以上のもの)。
いかがでしょうか。
自治体で粗大ごみ(不用品)を出す場合には、自分で費用を計算する必要があります。
たとえばテレビ台は大きさによって費用が異なるので、メジャーなどを使って計測したうえで、粗大ごみ回収シールを購入しなければいけません。
ちなみに、「リサイクル家電」に該当する「エアコン」「テレビ」「冷蔵庫・冷凍庫」「洗濯機・衣類乾燥機」は、粗大ごみとして回収してもらえない点には要注意です。
これらは電気店に個別に回収を依頼するか、指定された引取場所に持ち込む必要があります。
■回収業者のサービス
○サービス内容
民間の不用品回収業者の特徴は、行政のサービスよりも利便性が高いことにあるといえます。
基本的に、不用品回収業者は「リサイクル家電」を含めたあらゆる粗大ごみ(不用品)を引き取ります。
家の中まで作業スタッフが入り、不用品の取り外しや運搬など一切の作業を行います。
利用の流れは以下の通りです。
①電話・メールなどで申し込み
②見積もり(多くの場合は無料で可能です)
③回収作業
多くの業者では土日・祝日も申し込みを受け付けているので、急な場合にも便利です。
また、事前に粗大ごみ回収シールを購入するなどの準備をする必要はありません。当日、作業スタッフがすべて引き受けます。
○費用について
回収してもらいたい不用品の量によって異なりますが、相場は20,000円前後です(軽トラック1台分)。
行政のサービスより割高ではありますが、その分だけきめ細かなサービスを受けられるところが大きなメリットといえます。
また、業者は事前に見積もりを行い、料金を確定させたうえで作業に入ります。
見積もりで算出された料金に納得できない場合、作業をお断りしてもOK。
見積もりは無料なので、その場合には金銭的負担はありません。
■まとめ
いかがでしょうか。
今回は、相模原市の不用品回収についてまとめてみました。
ポイントは、以下の2点です。
・行政のサービスは、費用面では安いものの不便なこともある
・不用品回収業者のサービスは、行政に比べて割高だが利便性が高い
ぜひ参考にしていただければと思います。